CANVAS

2018.01.17
YouthSpark: Programming for all・冬休みワークショップ「Pepperにさわってみよう!動かしてみよう!第2弾」

CANVASが推進するプログラミング学習プロジェクトPEGページより転載。

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12月27日は、子ども・若者支援に取り組む 認定NPO法人育て上げネットの皆さんと連携して人型ロボット、ソフトバンクロボティクスPepperのプログラミングに挑戦しました!

第2弾の今回は、Microsoft AzureのFace APIと連携して、Pepperに顔を認識させることにチャレンジしました。
(※第1弾夏休みのレポートはこちら https://www.sodateage.net/7780/ )
参加してくれたのは、中学生です。
前回に引き続き参加してくれた子もいました!
また、今回は大人チームも作品作りに参加。
子どもも大人も真剣勝負なワークショップの時間です。

午前中はPepperの基本操作を確認するために
グループごとにPepperを使って自己紹介をしました。
話しと手ぶりをタイミングよく合わせるためには、“wait”を使うなど
ふだん人と話すときにはあまり意識していないことを意識することも大切です。

午後はいよいよ顔認証のAPIを使用したプログラミングです。
作品づくりに入る前に、実際にAPIを使ってモノづくりをされている
Forex Robotics 株式会社高橋 一行さんから、コーヒーメーカーとPepperを連携すると
常連さんの「いつもの」オーダーを受けることができるなど興味深いお話を伺いました。

ワークショップでも、
条件分岐を使いながら、Pepperの前に立つ人によって話す内容を変えていきます。

たとえば・・
老人ホームの玄関で、
加入している人には「いってらっしゃいお気をつけて!」
お客さんには「こんにちは、お見舞いですか?お疲れ様です」
警備員には「見守りご苦労さまです!」
遊園地の立ち入り禁止区域で、
関係者以外には「こんなところで何をしている?」
など
短い時間の中でしたが
ただシチュエーションを考えるだけでなく、
Pepperが話すとき、語尾をわざと伸ばすことでおもしろおかしくするなど
人がロボットとコミュニケーションをするうえで
より楽しくなるような工夫が詰まった作品が生まれていたのが印象的です。

子どもも大人も協力し合って、
Pepperと一緒の未来のシチュエーションがたくさん生まれました。

*ソフトバンクグループ株式会社のPepper 社会貢献プログラムを活用し、Microsoft × CANVAS「YouthSpark: Programming for all」プロジェクトの一環でワークショップを実施しました。