その他

2019.08.16
ルースキー島 沿海州水族館

ウラジオストク中心部から車で1時間ほどのところにある沿海州水族館。
2017年にルースキー島の入江に完成した世界最大級の水族館。
実物、造形、映像のコンビネーションでデザインされた空間は圧巻です。これはすごい!
国内外問わず、これまで見てきた水族館の中で最も良い。

貝殻形状の入り口。
吹き抜けの入り口には大きなクジラやシャチが浮かび、
その横にはダイナミックに泳ぐ魚を映す巨大スクリーン。
エスカレーターを下りスモッグスクリーンをくぐるとそこはもう海の世界。
ジオラマが多いのも特徴。まるで博物館のよう。恐竜のジオラマは動きます。

上のペンギンは造形、真ん中は本物、下のペンギンは映像。
3つの組み合わせで表現する。
スクリーンと壁のデザインはシームレスに繋がっていて、一体感ある空間が作られている。

とはいえ本物の魚には魅了されます。
美しく光る魚たち。
生き物の詳細をスクリーンで示してくれる。
タッチ画面で生き物の向きを変えながら探求できます。
投影するスクリーンも三角柱だったり、円柱だったり。
展示の仕方がすべて美しい。
水槽と背景画と映像の連動も良い。まるで自然の中に入り込んだよう。
右側の写真はスクリーンの世界を拡大してのぞきこみます。
もちろん触れるコーナーも充実。
空間演出が素敵でしょ?水槽の中のよりも天井にいる魚の方が多いかも?
クラゲコーナーの入り口。
タココーナーの入口はタコの足の間をくぐって入る。
映像ではタコの賢さを伝えてくる。
カフェも水族館!クラゲランプ。
電灯のデザインもエレベーターもクール。
動く歩道にのって海の中を移動。
360度水槽に囲まれて。
ここから先は熱帯雨林。光の漏れ方美しい。
巨大スクリーンの前でイルカショー。
床もインタラクティブ水槽。
5D映像も堪能いただけます。
ガラスに体をなすりつけることで音を伝える術を体得したセイウチくんが懸命に話しかけてきます。
となりにはセイウチクイズができるインタラクティブ教材も。