プログラミング教育

2015.04.23
【レポート】ラズベリーパイ@京陽小学校

CANVASが推進するプログラミング学習プロジェクトPEGページより転載。

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<2015年度も京陽小学校のラズベリーパイを使った活動がスタートしました>

昨年度から全校生徒にラズベリーパイが配布されている品川区立京陽小学校では、新年度も継続してラズベリーパイを活用した授業が行われます。今回は、新年度から新たに赴任されてきた先生も含めた全先生を対象に京陽小学校の西下先生による模擬授業と阿部先生を交えた勉強会が行われました。

模擬授業は、スクラッチのステージ上に表示されている車を別の地点にある車庫に上手く入るようにプログラムを組むという内容でした。予めスタートボタンをクリックすると車が始めの地点に戻るという内容がプログラミングされており、生徒同士のコミュニケーションや試行錯誤など課題解決に向けてのいくつかのプロセスを体験できるようにつくられています。

スクラッチ経験のある先生、初めての先生を混ぜた3人1組のチームをつくり協力しながら問題に取り組まれていました。
ただ車庫に入れるだけではなく車のエンジン音を付けたり、成功するとセリフを言ったり、失敗すると車がドラゴンに変身するものなど様々な作品が誕生し最後は作品発表まで行いました。

京陽小学校では、授業内容や使用するスクラッチのプログラムづくりも先生主導で行われています。
今回の模擬授業の内容と用意したスクラッチのプログラムも昨年度からラズベリーパイを使って授業を行ってきた西下先生がつくったものです。
模擬授業も大盛り上がりでした。

今年度もいよいよ始まった京陽小学校のラズベリーパイを活用した取組から目が離せません。