プログラミング教育

2016.03.16
ビクトリア A. エスピネルさん来日記念トークイベント

昨日、3月15日にビクトリア A. エスピネルさん来日記念トークイベントを開催しました!

アメリカのIT分野の女性リーダーの1人、ビクトリアさんと一緒に、これからの女性のキャリアについてお話しするイベントに様々な立場の女性が20名ほど参加してくれました。

ビクトリアさんには、IT×女性という観点から女性のキャリア形成について、ご自身のご活動である科学・テクノロジー・工学・数学分野のキャリアを目指す若い女性を支援する「Girls Who Code」( http://girlswhocode.com)についてお話いただきました。

参加者のみなさんからの質問タイムでは、学生、妻として、働く女性として、こども達を見守る立場として、たくさんのご意見ご質問がありました。「今からcodeを学ぶのは遅くないか?」
「仕事と家庭を両立するために心がけることは?アメリカでは働く女性にどんな支援があるの?」
「女の子がプログラマーを目指すことをもっとポジティブに見せるには」
など、女性ならではの質問に1つ1つ丁寧な言葉をかけてくださいました。
学生さんには今勉強している分野との親和性について教えてくれたり、仕事と家庭の両立が難しいことはお2人のお子さんがいらっしゃるご自身の体験も交えてお話くださりました。
すべてを完璧にこなすことは難しいからこそ、家庭にいるときは仕事ができないことを悲観せず、仕事をするときは家族と過ごす時間が短くなっているとは思わずに楽しむことというコメントに、会場にいる男性も女性も勇気づけられたのではないでしょうか。
女性がより活躍していくためには、こども達とその周りにいる大人達もバックアップしていくことが必要なのだと改めて考えさせられました。

会が終了してからも個別に質問する方が絶えず、参加者同士も意見交換をしていつまでも話足りない様子でした。

今後CANVASでも女性の方ももっと参加しやすい、様々なワークショップの開催を考えていきたいと思います。

★ビクトリア A. エスピネルさん
ホワイトハウスにて、初代知的財産執行調整官として、オバマ大統領のアドバイザーとして勤務。
現在は、BSA | ザ・ソフトウェア・アライアンスのプレジデント兼最高経営責任者(CEO)として、技術革新、グローバル市場、公共政策の分野において尊敬を集めるオーソリティ。
各国のBSAの10の事務所を通し、60カ国のテクノロジー状況を方向づける戦略的取り組みを先導しています。
また、「Girls Who Code」のとりくみへの支援等、教育分野における活動にも取り組んでいます。