超教育協会

2020.07.30
超教育5Gワーキング開始

超教育5Gワーキングを開始しました。メンバーは東大、NTT、KDDI、ソフトバンク、クアルコム、毎日新聞、iU、総務省など。教育☓5Gの検討のみならず、開発・実装を目的とするWGです。総務省は5Gの特徴を活かした取り組みとして「個別最適教育」「専門教育」「健康管理」の3つのイメージを提示。ローカル5Gを活用した実証を通じて、5Gの活用が相応しい授業等を検討していくとのこと。東大中尾先生からの提案は5Gで「臨場感」を伝える「超教育」。

例えば、遠隔にいるユーザー同士が物理的に同じ空間に存在しているかのようにコミュニケーションできる「Holoprtation」。環境センシングと高精細映像遠隔監視を組み合わせることで地域創生・地域課題解決を推進する研究ベースの教育の推進などなど。KDDIからは5GとxRの組み合わせによる新しい体験の提供、NTTからは知識獲得以外の集団行動を通じた学びも含めた包括的な教育での5Gの活用方法など。

これから、家庭での通信環境整備、超高速・超低遅延・超多数接続の特徴を活か した教材や教育環境案づくり、複数学校をつないだ実証実験、それらを踏まえた 課題の整理を検討予定です。