その他

2020.03.10
規制改革推進会議 雇用・人づくりワーキング・グループ

昨日の規制改革会議。
今回は経済同友会からの「年齢主義から修得主義への転換」「特別免許状制度への活用促進」の提案。
技術の進展によりようやく修得主義への転換が対応可能となり現実味を帯びてきました。
ここから先は「HOW」を議論するフェーズかと思います。
しかし驚いたのは、デジタル教科書の効果は検証できているのか?、紙よりデジタルが良いというしっかりとしたエビデンスはない、といった意見がこのタイミングでもまだ出てきたこと。
あれ?あれあれ?というのが私の素直な心象。思わず発言札を立てました。
文科省も総務省も時間とコストをかけて検証しエビデンスを出してきました。それでもなおエビデンスを求め続けた結果が日本を教育情報化後進国にしてしまったのではなかったのかしら。反対をし導入を遅らせた責任こそ問われるべきなのではないのかしら?
今回のコロナ騒動で中国が早々に遠隔教育へ切り替える中、日本はどうだったのか。
臨時休校をきっかけにICT教育を強力に推進する方向に舵を切ってもらいたいものです。
というわけで、恐らく私は委員として質問する側にあったのだと思うのですが、同友会の提案の擁護発言をしました(*^^*)

あっ、前回はコミュニティスクールを運営する2団体より、
重要なのは「どこで学ぶか」ではなく「何をどう学ぶか」であり、学ぶ場を学校に限定する制度の改革が必要だという話がありました。
具体的には学校設置要件の緩和。ハードは自前で所有する必要はないというご意見。
学校が兼ね備えるべき最低限の要件はなにか改めて整理するとよいですね。
所有すべきもの、他の施設で代替できるもの、不要なものの整理をするとよいかと。
超学校WGでもお話頂きたい。