今年最後のNHK中央番組審議会。
　
３月に委員に就任し、この９ヶ月間はいままでで一番NHKの番組を見た気がします。
「国内放送番組編集の基本計画」の議論においては、こんなにも丁寧に意見を検討し
反映して頂けるものとは知らず、驚き、感激です(*^^*)
先月はNHK全体で「発達障害って何だろう」キャンペーンが展開され、約20番組で
発達障害に関連する内容が放送されました。
私はその中で２分のアニメ番組シリーズ「ふつうってなんだろう？」を取り上げました。
　
発達障害の当事者の方々と一緒に制作されたこの番組は、当事者が見ている世界を
表現することで周囲の理解を促します。
　
そして、毎回こう問いかけるのです。
「わたしのふつう、あなたのふつう。ふつうっていったいなんだろね。」
　
みんなちがう。それぞれの「ふつう」がある。
ひとりひとりの特徴が個性として受容される社会になると、
互いのコミュニケーションが円滑になるでしょう。
　
社会全体のモラル向上につながる番組であったように思います。
目が悪い人のためのメガネも、いまとなってはファッションアイテム。
ダテメガネをかける人もいます。すべての障害がそのようになるとよいなと思います。
　
学生の頃は毎日のように過ごした渋谷の夜ですが、代々木公園のイルミネーションをはじめてみました。