超教育オンラインランチシンポ。ブロックチェーンの回を投稿していませんでした。

ブロックチェーンを活用して学習履歴を記録することで一発試験の入試は必要無くなるのではないか？これからは学歴社会ではなく学習歴社会であり、生涯に渡り学び続け、それを示すポートフォリオを持つことが重要ではないか。

そのように言われて久しいですが、国内でなかなか具体的なサービスが見えづらい側面がありました。LasTrustはブロックチェーン技術を活用することで、個人が持つ資格、学位、学習履歴、活動実績を可視化するデジタルバッジを発行するいわゆるデジタルクレデンシャルに特化したスタートアップです。

これまでの紙の証明書は信頼性の証明のために透かしをいれるなど高いコストが掛かっていました。しかし、改ざんされる可能性が極めて低いブロックチェーンの特性を利用することで、低コストで証明書を発行することができます。

今後はスタディログやライフログを一元管理してポートフォリオ化するサービスの提供を予定されており、教育産業のDXに寄与する！という意気込みを感じます。デジタル化した学習履歴をAIで解析することで最適なキャリアパスを提示する、もしくはそれに基づき奨学金を一部免除するなど、その利用方法の可能性は大きく広がります。

新しい技術が登場する際には、その利用のメリットが分かりやすく伝わらないと浸透しません。LasTrustのサービスに期待したいと思います。