City&Tech
- 2020.11.09
- City&Tech委員会会合
今日は先端技術集積都市実現を目指すCity&Tech委員会会合。メンバーの皆様にスマートシティ竹芝を視察いただき、今後すべきことに関して議論しました。
東大渡部俊也教授、理化学研究所&東大 中川裕志教授・橋田浩一教授・佐倉統教授、東京都米津雅史さん、DTA 杉山恒司さん・落合孝文さん、1→10梅田さん、メルカリ山村亮介さん、NICT矢野博之さん、映像配信高度化機構吉沢章さん、KMD稲蔭先生、東急不動産根津さん田中さん花野さん渡邊さん、ソフトバンク関さん、鹿島建設小松さん、CiP中村さん菊池さん。
当初、総務省のTECH戦略の絵を国家戦略特区である竹芝で実装しつつ、全国に展開する方法を検討しようとスタート。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000562473.pdf
その後、まずは「スマートモビリティ(自動運転)」、「ロボット活用(テレイグ他)」、「ワイヤレス給電」、「パブリックビューイング」、「サイネージ(防災)」、「ドローン(海の手線)」、「街じゅうデジタルアート」、「データ流通プラットフォーム」という8軸の実現を目指しましたが、街びらきのタイミングで概ねすべての道筋を作ることができたのは順調なスタートと言えるかと。
本日は東大渡部先生から東大×ソフトバンクのBeyond AI研究所との連携、DTA杉山さん・落合さんからデータの都市間・分野間連携、1→10梅田さんから羽田イノベーションシティ連携、メルカリ山村さんからパーソナルモビリティの社会実装、映像配信高度化機構吉沢さんからは8Kカメラ搭載ドローン×5G伝送による防災拠点実証及び4K/8Kライブ配信、NICT矢野さんからはNICT技術と街のマッチングなど具体的な提案を頂きましたので1つずつ詰めていきたいと思います。
また、理研・東大の中川先生・橋田先生・佐倉先生からは次の議論のお題を頂きました。都市間連携に向けたインタフェース構築、情報空間と物理空間の接続方法の検討、それに向けてパーソナルAIエージェントの活用が必要と中川先生。パーソナルデータの一次利用を促進し「各個人の人生を最適化する」ためにも都市OSではなくパーソナルAIエージェントが情報マッチングをするのが良いと橋田先生。佐倉先生からは、個人情報活用のための法制度・倫理含めた理論武装、人の代替ではないロボットの活用が必要との指摘。KMD稲蔭先生からは中長期的なビジョンの作成を!東京都米津さんからは世界に先行するエリアになるべし!という宿題も頂きました。
まだまだやることてんこ盛りですね、
ひとまずメモでした。
今日はふだんは決して入れてもらえないソフトバンクのオフィススペースも視察させてもらいました。
東大渡部先生も断られたそうで、どうやら無意識にかなり強引なお願いをしていたようです、おやま(*^^*)