海陽町にeSports機材が導入されたとの情報を得て、さっそく訪問。

町長さんとちょっとお話の予定が・・・気がつけば５時間半。濃密な時間でした。

日本一幸せな町として知られる「海陽町」ですが、海陽町の小学校は日本最先端の教育を実現していると感じます。

2016年度からクラウドを駆使して１人１台環境を実現。

教室をのぞくと、先生の指示がなくても、子どもたちが自発的にタブレットを使って共同作業に取り組む姿が見受けられ、そのリテラシーの高さに驚かされます。

インフルエンザの子どももオンラインで授業に参加し、学校に関する全ての情報はクラウドで一元管理され、行事はVR映像で記録される。

１人１本Apple Pencil導入もこだわりポイントとのことですが、学校にはドローンもVRゴーグルもロボットも整備されていて、ドローンを使ったプログラミング、ロボットを活用した登校、小規模校を繋いだメタバース授業・・・

多岐にわたる技術を導入して一人ひとりに最適な学習環境を提供しています。これぞインクルーシブ教育の具現化！

私には奇跡の小学校に見えます。

なぜ、そんなことが実現できるのか不思議だったのですが、色々な方のお話を伺うと、これが奇跡ではなく必然であったことがよくわかります。

町長さんは、常に変化をいとわず最先端を求め、教育の重要性を強調されている。

教育委員会も、学校に対して「今までの殻を破ってください」と呼びかけて、驚くほど柔軟な対応をされている。

現場のニーズを知り尽くしたGODと呼ばれる教員自らがICT環境の設計・構築を行っている。

新しい提案がされた際に、トップから現場まで全ての関係者が面白がり間髪入れず「やりましょう」とおっしゃる。そして迅速に実行に移す。

これが「日本一幸せな町」になる秘訣ではないかとすら思います。

そんな町長さん、教育委員会沼島さん、GODな溝内先生と撮影した写真を頂きました(*^^*)