ワークショップ
- 2015.02.17
- 【レポート】キッズクリエイティブ研究所in東大本郷
CANVASのFacebook投稿より
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【2/15(日)キッズクリエイティブ研究所in東大本郷】
2月15日(日)はキッズクリエイティブ研究所in東大本郷でした。
今回はアーティストであり、コミュニティーデザイナーでもある菊池宏子さんをお招きして「上手におとなになる方法vol.3」を実施しました。
今回のテーマは「環境」です。
環境ってなんだろう?
じぶんとじぶんのまわりすべてが環境、みんなのまわりにはなにがある?
という問いかけに
「空気!」「地面!」「天井!」「トイレ!」などさまざまな答えが返ってきます。
幼児クラスでは、「じぶん成分表」を作りました。
じぶんてなにでできてるの?
うれしい、ゆめ、好きな人、すきなもの・・・
じぶんを作る成分てなんだろう?
ことばからかんがえた後は、外にじぶんの成分を拾いに行きました。
レンガをひろったり、木の実だったり、ひとりひとり、ちがいます。
自分で選びとったものは、じぶんの成分のひとつになります。
じぶん成分をビンの中につめてまぜたら・・・「じぶん」のできあがり。
ひとりひとり、ビンの中身の色がちがいます。
似ている色もあるけれど、よく見るとちがう成分からできています。
できたビンは、たからもの。
「わたしのはね」「ぼくのはね」って、発表したくてたまりません。
みんな、ほこらしげに大事に持って帰っていきました。
小学生クラスもじぶんと向き合う、自分のことを考えるワークをしました。
文章から感じたことをじぶんと同じくらいの大きさの人のカタチの上に色をつかってあらわします。
300人の前で発表・・・という文章では
緊張で足が動かない・・・という感覚を表現する子も。
表出した色や線には誰にも言えない内なるものが現れているように見えました。
それから、もしも行方不明になった「じぶん」をさがしてもらうなら・・・。
探され人ポスターをつくりました。
じぶんを探してもらうにはなにを書いたらよいだろう?
じぶんのことをじっくり考えてみないとなかなか書けません。
自分の内面に向き合い、
さらに自分のまわりとの関わりについて考えるワーク。
いつもよりもきっと悩んだ子が多かったように思います。
悩むこと、わからないことをじっくり考える時間になっていたら
いいなと感じた1日でした。