その他

2020.06.15
NHK中央番組審議会

NHK中央番組審議会。今日から副委員長に就任しました(*^^*)
おそらく一番年下で、好き放題発言していたので、なぜ私???というのが指名されたときの正直な感想ですが、お役に立てるよう微力ながら尽力します。

今日は「デジタルハンター」、「バーチャルのど自慢」をとりあげました。
「デジタルハンター」は、日々世界中の人がアップするネットにある大量の画像・映像等の情報から権力が隠蔽する事実を暴くオープンソース・インベスティゲーションに関する番組。
デジタル情報を頼りに真実にたどり着く分析能力、世界中に広がる仲間とのネットワークを築き連携する調査手法に驚愕するとともに、彼らがBBCやニューヨーク・タイムズ等のメディアと連携する姿も非常に興味深かったです。
国家機密もデータで暴かれる時代。もちろんジャーナリズムだけではなく、エンタメ等もデータの世界になってきている。Netflixの社長はスタンフォード大学で人工知能の研究によりコンピュータ科学分野の修士号を取得したといいますが、報道機関、メディアの在り方も大きな変化が求められているのかもしれないと感じます。
ふとNHKにはそういう人、データサイエンティスト等が何人いるのだろうか?と気になりました(*^^*)
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/KNRKK711JY/

「バーチャルのど自慢」に関しては、この状況下でのど自慢が成立せずバーチャルにしたのだろうと思いきや、昨年のお正月の放送の再放送というのが驚き。
時代の先取り?!?!常に攻めの姿勢で新たなコンテンツ制作へチャレンジを続けていたことが、このような非常事態においても活きているということなのだろうと思います。
ある種実験的な番組を日曜日の昼の本家の時間に流した時の反応が気になります。「AI美空ひばり」もNHKスペシャルでは放送した際には好意的な声が多かったのと裏腹に、紅白で放送した際には否定的な声が増えたといいます。のど自慢を見る層にどのように受け止められたのか、このような試みがのど自慢を見る層の拡大に広がるのか?知りたい。なんにせよバーチャルグランドマザー小林幸子が来年は紅白出場ですかね。

それと話題のCGアニメについての説明がありましたので
漠然と謝罪するのではなく具体的に何が悪かったのかを整理してほしいと伝えました。一番怖いのは炎上可能性の高いデリケートな問題は取り扱わない方向にいくことですので。