遅ればせながら先週まで続いていた日経新聞での杉山恒太郎さんの「世界を変えたネット広告シリーズ」、良かったですね。もっと続けて頂きたかった。
同じように感じた皆様におすすめはこの本です。

アイデアの発見 杉山恒太郎が目撃した、世界を変えた広告50選

以前、杉山さんには、この本の続編が欲しい！と懇願していたのでした(*^^*)
MITメディアラボのシーモア・パパート先生と一緒に研究をなさっていた杉山さんとお酒を頂きながらパパート先生の考える教育論について盛り上がったのは至福の時間でした。
そんなわけで今回の連載でどれが一番？と聞かれたら、迷わずこちらを挙げたい。

■日本経済新聞　世界を変えたネット広告（4）　「ecotonoha」
　クリエイティブ・ディレクター　杉山恒太郎

「これからは筆や絵具から人は自由になってプログラミングで描くようになる」
敬愛してやまない恩師であるジョン前田先生の言葉からはじまる４回目。
コードが書けないとコンピュータでものはつくれない。既存のソフトウェアでの創造では他者の創造の枠を超えられない。
そんなジョン前田先生の「道具からつくる」という哲学に大いなる感銘を受けました。
そしてそこから紹介されるのが「ecotonoha」。
オンラインでの対話やコミュニティの関係を視覚化し、直感的に美しく把握できるシステム等を開発していたジュディス・ドナス教授の研究に関心があり、情報の可視化を修論では取り上げようと考えていたときだったので、
そしてすでに活動を始めていたCANVASではNECのCSR室に大変お世話になっているタイミングだったので中村勇吾さんの「ecotonoha」を見た時の衝撃を鮮明に記憶しています。