超教育協会
- 2020.07.09
- 超教育「学校現場の声~千葉大附属小の休校対応」開催
本日の超教育オンラインランチシンポでは、千葉大附属小学校の休校対応、そしてアフターコロナ教育に向けての提言について、大木圭副校長と小池翔太先生に伺いました。
同校はICT環境整備が十分とはいえない学校でしたが、1人1アカウントのTeamsを活用することで、臨時休校初日から全校650名のオンライン学習をスタートさせました。授業のみならず、Teams卒業式、Teams修了式など、行事も滞りなくオンラインでしっかりと実施。分散登校中も、オンライン中継を活用することでクラス全員がともに学べる環境を実現させます。
そして7月13日からはオンライン通学期間を設置しました。
アフターコロナにおいては、教員の働き方改革のためにも、夏休みを大幅に短縮し、学校に通学しないオンライン通学期間を導入すべきではないか。それが大木先生・小池先生からの提案です。
来週からの導入はその第一歩となります。
「転ばぬ先の杖」ではなく「転んだ時の支え」が大きな方針。つまり教員の主体性を最大限尊重する方法で休校中も全国の見本となる対応をしました。
また、PTAによる「お助け隊IT相談窓口」の設置、行政や企業との連携など、学校全体の一体感の創出、学校を核とした地域連携体制の構築もすばらしい。
お話を伺っていると同校には大木副校長語録がたくさんある模様。休校となった瞬間に「チャンスだ」と叫んだそう。
大木先生、小池先生、非常に刺激的なお話をありがとうございました!