大阪万博：小山薫堂パビリオン | CREATIVE KIDS -石戸奈々子のブログ-

その他

大阪万博小山薫堂パビリオン。

食物連鎖最下層にいるいちばん食べられている魚「イワシ」、玉子のシャンデリア、食の背景にある命を感じるはかりやカート、いただいている命に自分が変身するいのちのレジ。どれもコンセプチュアルで、心に残りました。

すきやばし次郎から考える未来の食、味を再現するキッチン、未来の冷凍技術、子どもたちが考案した幸せになるお菓子、2050年に贈られる１粒の梅干し。未来コーナーもユニークで想像力を刺激されます。

最後には、食卓を囲み共有するエピローグ映像。

私たちの日常の背後にある命のつながりと、その未来を問いかけてくる展示。

盛りだくさんで見応えがありました。

特に、日本の食の知恵を集めた「EARTH FOODS 25」がとても良かった！海藻文化や発酵文化など、日本で受け継がれてきた日本ならではの食品を選定し、それを活用した新しい料理やパッケージが提案されており、その一つひとつに深い思考とクリエイティビティが感じられます。

もっとじっくりと味わいたい展示でした。