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2026.02.25
Sphere 「The Wizard of Oz」

ラスベガスで、今度は Sphere の「The Wizard of Oz」。

Sphereは、ラスベガスに誕生した巨大球体型の次世代エンターテインメント施設。

内部はドーム状の超高解像度LEDで覆われ、映像と音響で観客を完全に包み込む空間です。

もはや「映画を観る」というより、空間に包囲される体験。

映像はスクリーンという枠を失い、視界のすべてが物語になる。

原作「The Wonderful Wizard of Oz」は、幼稚園の頃に大好きで、100回くらいみました。

あの頃、「この世界の向こうにはどんな風景が広がっているのだろう」と想像していたことを思い出します。

そして、いまその世界に入り込んでいる!

視覚だけでなく身体感覚まで揺さぶられる。

音響も立体的に響き、空間全体が振動する。

実際、トルネードのシーンでは座席が振動し、風が吹き、稲妻の光が走り、葉が舞う。

映像であるにもかかわらず、身体ごと物語の中に投げ込まれる。

思わず拍手が起きたのも印象的でした。

魔法の場面では雪のような演出が降り、

木からりんごが落ちるシーンでは軽やかなリンゴ型のオブジェが客席に舞い降りる。

映像が触覚にまで拡張される瞬間。

1939年のクラシック作品が、最先端の映像技術によって再体験される。

単なるリマスターではなく、再構築に近い印象。

小さな頃に想像していた世界に、大人になって実際に足を踏み入れる体験でした。