プログラミング教育
- 2015.04.02
- 【レポート】ミッチェル・レズニックさんの講演
CANVASが推進するプログラミング学習プロジェクトPEGページより転載。
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昨日は日本科学未来館にて、ベネッセ60周年記念イベントの一環として、スクラッチの開発者であるミッチェル・レズニックさんの講演が行われました。
http://event.benesse.co.jp/detail.php?cid=5AF003
レズニックさんは、最近の世界的なムーブメントとしての「making」と「coding」を取り上げ、新しい技術が広まってつくるものも広がった世界におけるスクラッチのできることや役割などについて、様々なお話をされました。
「最高の学習体験は何かを作る時に生まれる」と考えているレズニックさんは、プログラミングを学ぶことが目的なのではなく、プログラミングを通して考える体験をしたり、興味関心分野とプログラミングでできることを考えたり、作ったものやアイデアを共有できたり、そのような「学ぶためのプログラミングを」学ぶことが大切だとお話しされていました。
レズニックさんはそのような学びの環境をつくる大人へたちへのメッセージとして、「projects、peers、play、passion」の4つのpを大切にして欲しい、ということを伝えていました。
クリエイティブな思考をプログラミングを通して育むには、こどもたちがなんでもつくれる環境を用意することが重要であり、
子供達が自分の興味に基づいたプロジェクトをつくっていくおとなたちの見守りと支えが必要なのだと改めて実感した時間でした。
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