今日のNHK中央番組審議会では「Why!?プログラミング」を取り上げました。
http://www.nhk.or.jp/sougou/programming/
　
Why!?プログラミングが良いと思う4点。
１．なんといっても楽しい
説明的な要素はほぼなく、まずは「楽しそう！」と感じさせる番組構成。プログラミングはツールであり、大事なことは、子どもたち自身がアイデアを考え、それを形にすることである！ということが伝わる番組です。
　
２．体験を促し、それを支えるしかけ
番組をみた子どもたちがすぐに試してみることができるように、ウェブサイトに制作のための素材があります。
また、番組でも、登場人物が提示された課題を試行錯誤しながら解決していく過程をうまく表現しています。
子どもたち自身が実際に体験することを重視していることが分かります。
　
３．モチベーションを維持するしくみ
子どもたちがつくった作品を投稿することができる場も用意されている他、子どものたちの作品が番組でも紹介されたり、アワードが行われたり。子どもたちのモチベーションを刺激する仕掛けも多数用意されています。
ウェブサイトが子どもたちがあつまる広場のようになっているのも良いですね(*^^*)
　
４．学校教材として使える！
番組全体の1/3は、小学校の教科での活用を意識されており、映像クリップや教材が用意されています。
文科省が提示したプログラミング教育の手引きにおいてもNHKのコンテンツの活用が謳われていますね。
プログラミングといってもなにからはじめると良いの？と不安に感じていらっしゃる先生方、
自分の地域にはプログラミング教室はないけれど気になると思っている保護者のみなさま、
「Why!?プログラミング」からはじめてみてはいかがでしょうか？
　
NHKには、引き続き家庭や学校での学びを次の時代に導く番組づくりをお願いしたいです！