超教育協会
- 2020.04.01
- オンライン授業に関する要望
本日は、改めての教育情報化推進法成立おめでとう&おつかれさま飲み会を教育ICT議連の先生方とセットしていたのですがもちろん自粛!
でも・・・つまり先生方の予定が空いているはず!と遠藤利明会長、盛山正仁幹事長にコロナで余儀なくされているオンライン授業に関して相談に行きました。慰労会のはずが陳情ですみません~。
超教育協会として発出したステイトメントの内容説明とあわせて要望した事項は3点。
1.GIGAスクール予算によるPC1人1台の全学年対象化
2.オンライン授業での著作物の許諾なき利用(補償金制度)
3.オンライン授業の単位認定上限の撤廃
1.スクール予算によるPC1人1台の全学年対象化
は、2019年度に補正予算で措置された1人1台の予算(3学年分)に、今般のコロナ対策の経済対策で上乗せし、全学年に措置されるよう手当てするもの。
コロナでの休校などが続くことを想定すると1人1台+ネット化は緊急課題と認識しています。
2.オンライン授業での著作物の許諾なき利用(補償金制度)
は、授業目的公衆送信補償金制度に係る改正著作権法の速やかな施行を求めたもの。
オンデマンド授業、スタジオ型授業のリアルタイム送信、予習・復習用資料のメール送信等も補償金を払えば許諾なく著作物がオンライン授業でも使えるよう著作権法が改正されたものの、権利者と教育側との協議が補償金、ガイドライン等で難航するとともに教育委員会等で新年度の予算措置もされておらず改正法が施行されていないものを予算措置等によって施行するよう取り計らうもの。
3.オンライン授業の単位認定上限の撤廃
大学では遠隔授業を行うことができても60単位までしか卒業単位に認定されません。コロナが長引けば、オンライン授業を続けても学生が卒業できない事態が発生する可能性があります。
その規制を短期的に取り払い、長期的にも検討すること。
超教育協会として要望している事項ですが、ぜひ政治のリーダーシップで実現していただけるようお願いする次第です。