よしもと大﨑洋会長とビリギャル坪田信貴さんの「吉本興業の約束」を読みました。「笑う奴ほどよく眠る 吉本興業社長・大﨑洋物語」とセットで読むと、大﨑さんが社長になるまでとその後がつながります。

これまでの100年の吉本カルチャーをすべて大事に抱えつつ、100年後を見据え、世界を見据えて、新たなビジネスを多角的に次々と生み出す敏腕・天才経営者。そうなんだけど、そういう感じじゃないんですよね。大﨑さんの魅力はそんなありきたりな言葉では表現できないわけですが、それを坪田さんが見事に引き出しています。坪田さんもまた異次元の天才ですからね。ここで描かれている大﨑さんがそのまんますぎて嬉しい。まったく飾らず、いつもの自然体の大﨑さんを描いて、これだけおもしろくって惹かれるってすごいことですよね。大﨑会長も、岡本社長も、坪田さんも、吉本ファミリーも、吉本という会社も、笑いながら地球まるごと巻き込んでいってしまいそうな勢いとユーモアがあって、こんな不思議な生態系は見たことがありません。

これまでの人生を振り返ってみると、およそ吉本と接点がありそうな道を歩んでこなかったのですが、よしもとと出会えた幸運に感謝します。次は大﨑さんと岡本さんの物語を読みたいです。そして、こんな素敵な本にちょっとだけ登場したのが嬉しいです(*^^*)