超教育協会

2021.03.09
【開催報告】VR×教育シリーズ「VR/ARで“もしも”の災害に備える~防災におけるITの役割や可能性~」

超教育オンラインシンポVR×教育シリーズ第1弾は板宮先生にご登壇頂き、防災教育にどのようにVR/ARを活用するか、お話を伺いました。

板宮先生は防災情報が必ずしも避難行動に直結するわけではないと指摘します。情報提供者と受信者の意識の格差があるからです。そこで、AR/VRを活用した災害疑似体験に着目されました。被災時のリスクを具体的にイメージし行動につなげるよう「自分のこと」とする手段としてVR/ARは極めて有効であるとデータが示しています。

板宮先生とはFacebook×那須町×板宮研究室×CANVASの事業としてまさにVR/AR防災教育を学校の授業の一環で実施しました。授業に参加した中学生が、「映像と音で実際に水害が起きたような感覚になった。VR防災体験は防災意識を高めるために重要な役割を果たしてくれる。災害が発生したときの対策を考えるきっかけになった。」と新聞に投書をしてくれました。それほどまでにインパクトの大きな授業だったのだと思います。

今後もぜひ連携させてください(*^^*)