超教育協会

2021.08.19
【報告】第58回オンラインシンポ「Ed-AI研究会:AI技術と教育データを用いたテイラーメイド教育を目指して」

昨日の超教育オンラインシンポには東大越塚教授にお越しいただきました。サークルの大先輩でもあります(*^^*)

坂村健先生がペーパーテストを重視する理由は?東大薬学部の火事はなぜ起きた?日本橋のスマートシティの今・・・などなど多様な話題で始まる前から盛り上がりつつ^^;

本題は越塚会長のリーダーシップのもと東大内で立ち上がった「Ed-AI研究会」について。

本研究会で目指すの「個人の適性や学習の進捗に応じた、高品質な教育・学習環境が、いつでもどこでも誰でも得られる」世界。

特に、AI技術を用いた新しい教育手法の開発に力をいれるそうです。

Ed-AI 1.0は、人間の認知モデル/学習モデルを、AIの知見を援用することで、学習過程の理解を深め、新しい教育手法の創造すること。

Ed-AI 1.5は、教育プロセスや学習プロセスの一部をAIに置き換えることで、教育や学習の効率化、高品質化を行うこと。

そして、Ed-AI 2.0は、AIを用いることで、AIにあった新しい教育プロセスや学習プロセス、構造・体制を新しく形成すること。

越塚先生はその実現は極めてハードルの高いチャレンジだとも言います。

生徒・学生が目指す目標(KPI)も、教育・学習プロセスも多様なテーラーメイド教育を実現する手法をどう数理的に導き出すか。

Ed-AI研究会の今後の動向に注目するとともに、超教育とも連携させて頂きたいです(*^^*)

越塚先生、どうもありがとうございました!次は日本橋に遊びに行きます!