ロボット共生社会
- 2021.08.21
- JRの皆様とロボット乗車の議論
ロボットと生活する先輩であるともちゃんと、モビリティコンソーシアムでお世話になっているJRの皆様と一緒に交通機関におけるロボット乗車について議論。
ロボットの乗車に関しては、手回り品の規定の範囲内であれば、あくまでも手回り品として無料で持ち込みができますが、
「他の旅客に危害を及ぼすおそれがある」ことを理由に禁じられる可能性があります。
https://www.jreast.co.jp/ryokaku/
転倒などにより他者を傷つける懸念というのは想定しやすいですが、
どのような機能をもったロボットかが分からないために、
暴走する可能性は?盗撮される可能性は?など過度にリスクを懸念されることも多そう。
いま「ロボット」と一言で括ってルールづくりをすると、「電源を切ってパッケージして完全な荷物としての運搬にする」など、厳格なルールが設計され、結果としてロボット共生社会は遠のきそうですね^^;
また、公共空間においては、未知なものに対する不安感をどう拭えるかといった社会受容性の問題も大きく、ロボットとの乗車が当たり前になるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
ペットはケースに入れるルールがありますが、補助犬・盲導犬は同伴できます。
スロープ板は手回り品には原則利用できず、車椅子の方のために用意されています。
今後、介助ロボットなど、人間が生活を営むにあたりロボットが必要不可欠な存在となったら、例外規定が作られるのかなと思ったりしつつ、ちょっと先の未来の議論を楽しみました(*^^*)