NHK中央放送番組審議会委員、満期修了しました。

どうやら、4年前の3月12日に５年間コメンテータとしてお世話になったとくダネ！を卒業し、3月19日から参加したようです(*^^*)　そこから４年間（2年×2期）、大変お世話になりました。

そのうち半分がコロナで、オンライン会議に変更となりましたので、毎年たのしむ予定だったイルミネーションを堪能したのもはじめだけ・・・。しかし、社会の危機の時だったからこそ、報道はもちろんのこと、教育番組の迅速な対応、新しい番組制作手法の模索なども含め、NHKが果たしている国民に安全安心を提供する大きな役割を改めて実感することとなりました。

また、多くの番組に触れ、どれだけ質の高い番組が多いかに気付かされました。

一朝一夕に解決できない多くの人が生活の中で抱える課題を持続的に取り扱っている番組、丁寧な取材に基づいた多角的視点から深堀りした番組、AIアナウンサーなど先端技術を活用した番組や取り組み、ねほりんぱほりんなど際どいところを攻めている番組、人の意識の変容に働きかけ社会が進むべき方向性を示してくれる番組、視聴者を巻き込み社会課題課題解決にまでつなげるメディアのあり方を拡張する番組など、幅広く示唆に富んだ番組の数々に感銘を受けました。

引き続き、NHK・中央放送番組番審会の場に期待することがあるとするならば

１．課題番組は、意見が分かれるようなジャーナリズム的に議論が巻き起こる番組を中心に審議して欲しい

２．ネットが主となる時代を前提に、配信基盤の強化やデータの利活用などを、民放とも通信業界ともIT業界とも連携しながら、映像×ITの先導を切り、より豊かな映像文化を国民が享受できるようにして欲しい

３．全国津々浦々良い番組を届けることとあわせて先端技術開発により一層力をいれ、50年後、100年後の明るい未来をNHKが率先して描いて欲しい

ということです。

これからはいち視聴者として楽しませて頂きます(*^^*)ありがとうございました。

補足ですが・・・委員のみなさんからも個別にたくさんメールを頂いていて、新しい素敵な出会いの場を頂いたことにも感謝です。みなさん、これからもよろしくお願いいたします〜！！！