デジタルえほん
- 2014.10.30
- 学ぶ、感じる「手製本」–束ねて綴じるワークショップ
世界に一つだけのノートが作れる、製本ワークショップを開催します。
「製本」の世界に触れ、手を動かしながらその仕組みと魅力を体感できる場です。
「芸術の秋」「読書の秋」といわれるこの季節に、紙と本の世界を五感で楽しんでみませんか?
「製本」と聞いて思い浮かべるものは何ですか?
書籍やノート、パンフレット、アルバム……。
たくさんの紙が当たり前のように束ねられていますが、 製本の仕組みは、なかなか知られていないものです。
実は、身近な道具を使って手軽に作ることもできます。
今回は、造本デザイナーとしてご活躍されている 中村麻由美さんを講師にお招きし、
五感で楽しめる「手製本」について教えていただきます。
製本の仕組みを学べるだけでなく、エディトリアルデザイナーの視点に触れる機会として、
編集やデザインをはじめとしたものづくりへの「気づき」を見い出せる場にしたいと思います。
ワークショップでは、実際にオリジナルノートを作ります。
色も素材も厚さもさまざまな約20種類の紙の中から、 お好みの紙を10枚選択し、それぞれ自由に折ってから束ね、糸でかがります。
形を整え、ノートを開いてみると……。
同じ形のページが1枚もない、ユニークなノートができあがります!
すべて手作業で作ったノートは温かみがあり、開くたび気分が上がる存在になるはずです。
作り方や道具の使い方などは丁寧なレクチャーがありますので、 はじめての方も気軽にご参加いただけます。
完成後は、ノートとして使うほか、写真を貼ってアルバムにしたり、 コラージュブックにしたり、結婚や誕生日のプレゼントに使ったりと、 使い方を考えるのも楽しみの一つです。
製本を知り、体感することで、本を見るのがもっと楽しくなったり、 作る喜びを感じたり、これまでの日常がちょっと豊かに思えるかもしれません。