鉱物

2022.07.24
奇石博物館

奇石博物館。こちらは日本で最初の「石の博物館」。

名前の由来は、江戸時代の中期頃に開かれていた奇妙な石を持ち寄る「奇石会」らしく、展示は学術的分類ではなく、「器物にちなんだ奇石」「動物にちなんだ奇石」「食物にちなんだ奇石」「立体幾何学の奇石」など、見た目の面白さに着目した分類でなされています。

その分類の仕方は、「奇石」という言葉を盛んに活用した日本初の石の専門書「雲根志」にて、著者である木内石亭が記したものだとか。

奇石博物館もまた、京都にある益富地学会館創設者の益富寿之助博士の地学標本を基に設立されています。益富博士は偉大!

奇妙な石が多数陳列されていますので、石好きもそうでない人も楽しめます。

石の魅力を伝えたい!という意志を感じるミュージアム。