プログラミング教育

2014.11.22
【レポート】第18回視聴覚教育総合全国大会・第65回放送教育研究会全国大会

CANAVSが推進するプログラミング学習プロジェクトPEGページより転載。

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平成26年度「第18回視聴覚教育総合全国大会・第65回放送教育研究会全国大会」合同大会の団体別研究が、2014年11月22日に東京代々木のオリンピック記念青少年総合センターで開催されました。
PEGパートナーである品川区立京陽小学校の菅原展生先生とPEG監修の阿部和広先生は、日本学校視聴覚教育連盟の研究「ICTを活用した21世紀にふさわしい学びの実現」の中で、ラズベリーパイとスクラッチを用いたプログラミング学習の実践について、小学校3年生の理科の単元「風やゴムのはたらき」での事例を中心に発表されました。
この発表に対し、会場の先生方からは、準備にどのくらいの時間数が必要なのか、得意な子とそうでない子の違いにどのように対応するのか、コンピューター上のシミュレーションと実際の実験結果の違いをどう指導するのかなど、活発な質問が寄せられました。
講師の堀田龍也先生(東北大学大学院)からも、先進的な取り組みとご講評いただき、文部科学省の答申なども踏まえて、今後予想されるプログラミング教育の導入に際して、視聴覚教育が果たす役割が大きくなるだろうとの見解を示されました。
PEGでは、これからも各地の先生方と共に、学校でのプログラミング教育のあり方について、機材のご提供だけではなく実践を通した支援を進めてまいります。