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2024.03.04
ニューロダイバーシティ研修開始

ニューロダイバーシティプロジェクト第二弾 ニューロダイバーシティ研修の実施を決定!

人間の脳や神経の多様性尊重し、ひとりひとりが自分らしく「ちから」を発揮できる「ニューロダイバーシティ」社会実現を目的に発足した「ニューロダイバーシティプロジェクト」は、今年4月より「ニューロダイバーシティ研修」を実施します。本研修では、知る・体験する・創るの3つのカリキュラムを通して、異なる視点を理解し合い、世界の多様な捉え方を尊重することを促し、ニューロダイバーシティ社会の実現につなげます。

ぜひご参加ください。

■リリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000126992.html

■特設サイト

https://neuro-diversity.world/training/

■申し込み

https://peatix.com/event/3866614/view

【ニューロダイバーシティ研修は知る・体験する・創るで構成】

<知る>

ニューロダイバーシティ概論、国内外の動向、多様な組織が生み出したイノベーションの事例などを通じて、ニューロダイバーシティを尊重する社会について学びます。

<体験する>

テクノロジーを活用し、我々の持つ感覚の多様さを体験します。

第一弾の研修では、視覚の多様さに着目し、東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構 特任教授 長井 志江先生を講師に迎え、ASD(自閉スペクトラム症)の人が世界をどのように見ているかについて多角的に学びます。

長井先生が、発達障害当事者研究の専門家である熊谷晋一郎先生(東京大学先端科学技術研究センター)と共同で開発された「ASD知覚体験シミュレータ」では、ASD者の非定型な視覚世界をヘッドマウントディスプレイ型装置を使用して体験できます。このシミュレータは、視覚過敏や視覚鈍麻として知られる症状を再現し、明るさや音の強さの異なる環境においてASD者の世界がどのように見えているのかの体験機会を提供します。

<創る>

多様性を理解した上で、ニューロダイバーシティ社会の創造に向けて具体的にとれるアクションを考えます。「どういう環境を整備していくか」「どういう社会を構築していくか」を主体的に考えるアイデアソンを実施します。

【カリキュラム拡充予定】

今後、体験するカリキュラムにおいては、視覚だけでなく、聴覚、触覚、味覚など五感の多様さに焦点を当てた研修プログラムの拡充を予定しています。これにより、継続的かつ多角的なアプローチを通じて、参加者が様々な講義・体験を経て、異なる特性を持つ人々の感覚に触れ、深い理解につながる機会を提供し続けます。

ニューロダイバーシティ研修を通して、ニューロダイバーシティの理解を深め、その概念を組織内外に普及・浸透させ、多様性が尊重され、活かされる組織文化の構築に貢献します。

個人の脳機能や身体を技術で補完・拡張し、D&Iの視点で物理的空間や社会的制度・慣習などの環境を再設計することで、生きづらさが解消されることを知る機会を提供します。

これにより、すべての人が個々の特性を尊重し合い、協力し合える社会を築き上げ、ひとりひとりが自分らしく「ちから」を発揮できる社会の構築を目指します。