KMD

2026.08.26
ハセガワ訪問(静岡市×慶應義塾大学「模型活用STEAM教育プロジェクト」)

静岡市×慶應義塾大学「模型活用STEAM教育プロジェクト」。

アオシマ、タミヤに続いて、ハセガワへ。

長谷川社長と、模型文化とものづくり教育の未来について議論。

ハセガワは現在、サウジアラビアでも商品の販売をスタート。

そこで最も苦労するのが、模型文化そのものが根付いていないこと。

このお話から、議論は「日本の模型文化とは?」へ。

日本には、子どもの頃から「つくること」に親しみ、ものづくりや職人に対する憧れやリスペクトがある。

模型という「商品」だけではなく、その背景にある日本の「ものづくりの教育や文化」まで一緒に世界へ輸出できないだろうか。

そんな話で盛り上がりました。

「レゴと模型は違う」。

レゴには、パチパチとはめて形になっていく気持ちよさがある。

一方、模型は組み立てれば終わりではない。

削る。彫る。塗る。

本物を観察する。どうすれば本物らしく見えるのかを考える。

さらに、「他の人よりかっこよくするにはどうすればいい?」と創意工夫する。

ハセガワの模型づくりも、実物や資料を徹底的に取材・考証し、正確に縮小するだけではなく、小さくしたときに、そのものらしく見えるよう、あえてデフォルメを加えるのだそうです。

「本物をどう模するか」。

そこには、観察、考証、設計、技術、表現、そして職人気質がある。

さらに面白いのは、自分なりの工夫や技を、模型を愛する人たち同士で共有し、また次の創意工夫が生まれていくこと。

模型は単なる組み立てではなく、観察し、考え、手を動かし、工夫し、自分なりの答えをつくる。

まさにSTEAMの学びそのもの!

日本が世界に誇るのは、模型という「モノ」だけではない。

その背景にある「つくる文化」そのものなのかもしれません。

模型の輸出のみならず、ものづくり文化・教育の輸出へ。

静岡から世界へ。

プロジェクトの広がりの可能性を感じました。